一戸建てセキュリティ対策

一般的には家を留守にしているときに侵入される「空き巣」や夜中に住人が寝静まっときに入り込む「忍び込み」 といった手口で窃盗に入ります。

複数人が共同住宅として暮らしているマンションよりも周囲の目が少ない一戸建ての方が泥棒に入りやすいといわれています。

またマンションにはオートロックや防犯カメラといった設備が既に設置されていることが多いです。
しかし一戸建ての場合は自分たちで設置しなければいけないので費用がかかります。そのため一戸建ての方が防犯面では付け入るすきが多いともいわれているのです。

また一戸建ては高くても2階建ての建物が多いために、万が一泥棒に入っているのが見つかったとしても逃げやすいといった特徴があります。
総合的に見てみてもマンションよりも一戸建てが泥棒に入られやすいといえるでしょう。

防犯対策を考える前にまずは一戸建てにおける侵入事情や窃盗事情についていくつか見てみましょう。
まずは、どの程度の侵入窃盗事案が発生しているのか?
侵入場所や侵入手段はどのようになっているのかといった点を詳しく確認して、防犯対策を行う方が効果的です。

侵入されやすい場所などを統計的に確認することによって、効果的な防犯対策が期待できます。
令和元年度における侵入窃盗発生場所別認知件数や侵入場所や侵入手段について詳しく見ていきましょう。

まずは図表で侵入窃盗認知件数の推移を見てみましょう。

引用:警察庁「住まいる防犯110番」

侵入窃盗犯罪はどんどん減少しています。住宅を対象とした侵入窃盗犯罪は平成14年が一番ピークで20万件弱です。その後はどんどん減少しています。

令和元年においては28,936件とかなり減少してはいますがそれでも一日当たり約80件の住宅が被害にあっています。次に発生場所の認知件数を見てみましょう。

引用:警察庁「住まいる防犯110番」

最も多いのが空き巣です。次が忍び込みですので住宅関係での泥棒は一般的に留守宅や夜中の忍込による泥棒が多いといえます。

次にどのような手段で泥棒に入ったのかを見てみましょう。

引用:警察庁「住まいる防犯110番」

一番多いのは何と無締りで45.3%ですね。まだまだ防犯意識が足りていないところに 付け込まれるケースが多いといえるでしょう。次に多いのはガラス破りです。
無締りとガラス破りで全体の8割以上を占めていますので、防犯面の強化が必要といえるでしょう。
しかしこれらの分析によって強化すべき場所などが分析できます。

玄関の防犯対策

侵入の手段で一番多いのが無締りでした。つまり玄関は少し鍵をかけていないだけで最も侵入されやすい場所であるともいえます。また鍵がかかっていたとしてもピッキングや 手口が荒いとバールなどでこじ開けて侵入する手口で侵入するのです。

このような被害を起こさないための防犯対策としてピッキングに強いシリンダー錠に交換することでピッキング対策になります。また鍵穴を増やしてツーロックの玄関にすることも効果的です。

ベランダの防犯対策

ベランダがある一戸建ては囲いがあることが多く、しゃがむと全く外から見えなくなるので防犯上好ましくありません。ベランダは基本的に見やすい状況を整えておくことを心がけておきましょう。

庭や塀の防犯対策

ベランダに入られないようにするために庭先の防犯を充実する必要があります。
例えば庭先にセンサーライトやセンサーアラームを設置してベランダに入らせないようにすることや防犯カメラを庭先や塀に付けて抑止効果を狙うことも効果的です。

窓の防犯対策

ガラス破りが侵入手段の37.5%でしたので窓の防犯対策も欠かすことはできません。
窓の防犯対策としては防犯フィルムでガラス破りができないような対策をとることができます。
また窓用の補助錠や防犯アラームも効果的です。
少し費用が高くはなりますが防犯カメラやセンサーライトもおススメです。
特に防犯カメラは抑止効果が非常に高いことと、万が一泥棒に侵入されたとしても証拠画像がとれているので犯罪者を捕まえることが可能になります。

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